大山 高 略歴
1961年宮城県仙台市生まれ
1982年東京綜合写真専門学校卒
スタジオEBIS勤務を経て、操上和美氏に師事
1993年独立
1995年無印良品の広告制作によって、ニューヨークADC銀賞受賞
2005年まで、母校にて大山ゼミを10年間担当
2009年新宿Nikonサロンにて、個展「Freezing at moment」を開催
2010年 12月4日 永眠 享年49歳
大山 高 略歴
1961年宮城県仙台市生まれ
1982年東京綜合写真専門学校卒
スタジオEBIS勤務を経て、操上和美氏に師事
1993年独立
1995年無印良品の広告制作によって、ニューヨークADC銀賞受賞
2005年まで、母校にて大山ゼミを10年間担当
2009年新宿Nikonサロンにて、個展「Freezing at moment」を開催
2010年 12月4日 永眠 享年49歳
iPad用写真集
「Freezing at moment」
大山 高
ここに写っている街は、20世紀後半の東京です。撮影期間は、1980年から1995年までです。ベルリンの壁が崩壊し、昭和から平成へと元号が変わっていくなど、さまざまな節目が含まれる15年でもありました。その期間に生まれた子供達の多くが、成人を過ぎた2009年、新宿ニコンサロンにて発表した作品です。
今の若い方々にとって、ここに写っている人々は、ご両親や祖父母の年代にあたる方々でしょう。携帯電話やインターネットが普及する直前の時代です。当時は、私も20代から30代前半でした。あのとき、確かにそこにいて、このように生きていたことを知って欲しいと思います。また、あの頃を境にして、都市の再開発が盛んになりました。21世紀にもなって、豊かさの意味を考え直さねばいけないときが来るとは思ってもいませんでした。無駄を排除し、効率を求めてきた結果が、今日のニッポンという国の姿です。利便性と引き換えに手放してしまったもの。この写真の中には、それがまだ息づいているはずです。
この写真群の解凍作業は、私にとって、写真というメディアが持つ表現の可能性を追求することでもありました。自分なりに、「世界」のモデルを再構築しようという試みです。そのために、ノスタルジックな感情を排除して、注意深く選別し直しました。
日常の中に潜む非日常性を、あぶり出して可視化することが写真には出来ます。連続する動きの中で瞬間を写し止めるという、写真だけが持っている特性がそれを可能にします。
瞬間凍結。「Freezing at moment」は、私にとって写真芸術の原点です。
2010年 吉日
Copyright (C) 2010 Freezing at moment All Rights Reserved.
「渋谷区.東レーベル」よりお知らせ
2010年12月4日 大山 高 氏は永眠されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
今後は大山氏の意志を受け継ぎ「渋谷区.東レーベル」は「ある視点」をテーマに様々なアーティストと様々なチャネル展開を目指します。「渋谷区. 東レーベル」スタッフ一同